【キューリグ】K-Cup高い?価格比較と『安く』入手する方法

K-Cupの価格が本当に高いのか検証、さらに「おトク」な入手方法も紹介
** この記事を読むのに、かかる時間は【27分】程度です **

この記事は、以下のようなあなたのための記事です

  • K-Cupの値段が高くてマシンを持て余してる人
  • K-Cupの販売価格が高い理由について知りたい人
  • K-Cupを安く手に入れる方法を知りたい人
こんにちは、キューリグ愛好家のはづきです。
はづき

K-Cupを安く買える方法があったら、知りたくないですか?

キューリグ専用のコーヒーカプセル「K-Cup」って、ちょっとお値段が張りますよね。
「K-Cup高い」という声を、ちらほら聞きます。

BS300でコーヒーをカップへ抽出してる
K-Cup、高いですかねー…?

ですが「利便性」や「美味しさ」のことを考えると、値段相応なのでは?とも私は思うんですが、どうでしょうか?

確かに、K-Cup単一の販売価格だけ見れば、あまり気軽に買えるものではないかもしれません。

しかしながら、1杯あたりの費用を出してみると、実は¥100を下回るんです。

手のひらにワンコイン
50円玉を2枚出してもお釣りがきます

例えば、キューリグのサブスクである「コーヒーおまかせ定期便」の料金で考えてみると、コーヒー1杯あたりの値段は¥70程度になります。

この価格なら、決して高くはないですよね?
カフェのコーヒーと比べても断然安いですし、コンビニコーヒーや缶コーヒーよりも安いです。

自動販売機のボタンに手を伸ばす人
缶コーヒーを買うお金、もったいなく感じませんか?

「1杯あたりが安くても、1杯ずつ買えるわけじゃないよね」といった声があるかもしれませんが、確かにその通りです。

でも、1杯ずつ買えなくても、箱で手に入れたものを全部飲めば、結果的には「1杯あたり¥70で飲んだ」という計算になり、それを他のコーヒーと比較すれば「安い」「高くはない」という結論になるはずです。

ちなみに、K-Cupを1杯分ずつ販売するサービスがあるとしたら、絶対に¥70/杯では済まないでしょう。
あらゆる付加価値がつけられ、1杯¥200〜¥500などで売られると思いますよ。

悪そうな執事風の人
¥70なんかで1杯ずつ売ってたら、採算合わないからね…

つまり、複数杯でまとめて買える現状が、1番おトクにK-Cupを購入できるベストな環境であると言えます。

しかしながら、やはり本来の定価よりも安く買える方法があるなら、私も安く買えた方が嬉しいですw

ということで、

この記事では『K-Cupが高額な理由と、できるだけ安く入手する方法』を解説していきます。

また、正規品のK-Cupはどうしても高くて手が出ない…という場合を考え、後の方で「互換品」についてもご紹介しますね。

すでにマシンをお持ちなら、K-Cupが買えないというだけでマシンを持て余すのはもったいないので、こういった便利グッズも活用してみてください。

それでは、早速『K-Cupが高額な理由と、できるだけ安く入手する方法』について詳しく見ていきましょう。

店長くん
キューリグ使いなら、K-Cupを定価より安く手に入れる方法は絶対に知っておきたいところです。

古い機種を使ってる場合は、おまかせ定期便のおトク感がより強くなりますね。
はづき

K-Cupの値段は本当に高い?価格チェック

K-Cupの価格といろいろ比較

K-Cupのお値段、継続して定価で買い続けるにはちょっとお高い感じがしますが、個人的には「利便性」や「美味しさ」のことを考えると相応の価格設定ではないかな?とも思います。

これをはっきりさせるには「比較対象」があるとわかりやすそうですね。

美味しそうなコーヒーのカップが2つ
「コーヒー」と「コーヒー」の比較

ということで、ここでは様々なコーヒーとK-Cupとの価格比較をしていきます。

まずは、K-Cupのお値段をチェックしていきましょう。

K-Cupが散りばめられている
K-Cup、定価いくらでしたっけ?

キューリグオンラインストアでのK-Cupの定価は、以下の通りです。

公式のK-Cup1箱あたりの価格帯

  • ¥1,036(お茶系4つ)
  • ¥1,088(主要コーヒー10銘柄)
  • ¥1,166(主要コーヒー3銘柄)
  • ¥1,231(主要コーヒー6銘柄)
  • ¥1,360(コーヒー「小川珈琲オーガニック」のみ)
  • ¥1,620(紅茶「アフタヌーンティーブレンド」のみ)
  • ¥1,814(コーヒー「ブルーマウンテンブレンド」のみ)
  • ¥1,944(紅茶「アフタヌーンティーシャルドネダージリン」のみ)
  • ¥2,332(緑茶「中村茶」のみ)
  • ¥4,536(スペシャルティコーヒー「パナマゲイシャ」のみ)

※近日中にラインナップ変更の予定あり

上記の一覧を見ていただければわかる通り、

主要な銘柄のコーヒーは¥1,088の価格帯に集中しており、¥1,088〜¥1,231の価格帯で19種類ものコーヒーを飲めるようになっています。

コーヒーのK-Cupで1番安い価格帯である¥1,088について、ここでは考えていきましょう。

K-Cup「モカブレンド」1個
1番安い価格帯のコーヒーはコレ

1箱に12杯分入っているので、1杯あたりの価格は…

¥1,088÷12杯
=¥90.666…

だいたい¥90ぐらいです。

このように、定価でもすでに1杯¥100を切っており、そこまで「K-Cup高い!」と強調しないといけないようなものではありません。

OKの人
定価でも案外いけますよね?

さらに、キューリグの公式通販サイトでは「定期お届けコース」や「コーヒーおまかせ定期便」といったサービスもあり、これらを利用するとさらに安くなります。

仮に「コーヒーおまかせ定期便」でK-Cupを購入した場合、

1杯あたりの費用は¥70程度まで下がるんです。

キューリグ「コーヒーおまかせ定期便」で届いたK-Cupとマシン(初回)
おまかせ定期便を注文すると、最初にこれらが届く

しかも、最新機種「BS300」までついてきます。

ただ、定期便などの買い方によらず、K-Cupの最低購入単位は「1杯分」ではなく「1箱」ですし、定期便だと数箱まとめて購入だったりするので、1度に支払う額は大きくなるんですよね。

そのせいで「K-Cupの値段は高い」という印象がついてしまうんだと私は推測します。

K-Cup1杯あたりは安いけど箱だと高い図
1杯あたりは安いけど、まとめるとデカイ… 

さて、K-Cupの1杯あたりの価格は

「コーヒーおまかせ定期便」の場合「¥70」まで下がることがわかりました。

この価格が本当に「高い」のか?
それとも「値段相応」なのか?

他のコーヒーと比較してみましょう。

市販の安いコーヒーと比較

ドリップコーヒーを淹れてる
市販が安いのは間違いありませんが…

市販の安いコーヒーは、やはり安いです。
¥70/杯を大幅に下回りますね。

仮に、私がキューリグデビューする前に飲んでいた市販のドリップバッグの1杯あたりの価格を出してみましょう。

10杯入りで¥430だったので、1杯¥43となります。

ただし、お湯を沸かしたり、自分でお湯を注いだりする手間がかかったり、市販品なりの味なんです。

鍋でお湯を煮沸する
コーヒー1杯のために「なべで煮沸」はちょっと…

市販品とK-Cupの比較

  • 1杯あたりの価格は市販の安いコーヒーの方が格段に安い
  • 市販品では「お湯を沸かして自分でお湯を注ぐ」という手間が発生
  • 市販品の味は"それなり"

利便性や美味しさのことを考えると、私は1杯¥43の市販品よりも1杯¥70のキューリグを選びますね。

他のコーヒーメーカーと比較

コーヒーメーカーで淹れたコーヒー
カプセル式とは違ったマシンもあるけど…

コーヒーメーカーには、大きく分けて2種類あります。

  1. キューリグのようなカプセル式コーヒーメーカー
  2. コーヒー豆やコーヒー粉で淹れるコーヒーメーカー

私が使ってるキューリグの「BS300」もカプセル式コーヒーメーカーですが、ここでは「カプセル式ではない」コーヒーメーカーで飲むコーヒーの、1杯あたりの価格を出してみましょう。

実は、先ほど出したキューリグの1杯あたりの価格は、

おまかせ定期便というサービスで「マシン本体」+「K-Cup4箱48杯×6ヶ月」という条件で計算したものです。

なので、ここでもマシン+コーヒー粉で6ヶ月使用することを想定し、1杯あたりの費用を出していきますね。

マシン代+コーヒー6ヶ月の計算

美味しいコーヒー
キューリグの定期便と同じ条件でコーヒーを買うと…

ここでは、仮に「デロンギ」のコーヒーメーカーと「カルディ」のコーヒー豆で計算していきたいと思います。

カプセル式でないコーヒーメーカーやその他コーヒーに関連する製品で有名なブランド「デロンギ」の全自動コーヒーマシンだと、最安の「マグニフィカS」という機種が税込【¥59,800】です。

そして、このマシンは「焙煎したコーヒー豆」を投入すると、自動で挽いて抽出もしてくれる設計なので、必要なコーヒーは「コーヒー豆」ということになります。

コーヒー通販で有名な「カルディ」のコーヒー豆で考えてみましょう。

厳選コーヒー豆
豆を挽くところから淹れるタイプです

通販サイトをざっと見てみると、コーヒー豆200g入りでだいたい¥500〜¥800ぐらいの価格設定でしたので、ここでは平均値として200g【¥650】とします。

コーヒー1杯に使用する豆の量には好みがありますが、こちらも平均値として、1杯あたり【10g】使用するものとします。

カルディのコーヒー豆で、キューリグ同様「48杯×6ヶ月」飲むとなると、何g必要でしょう?

10g×48杯×6ヶ月
=2880g

2880g必要らしいです。
ですが、200g単位で購入する場合、2880gを用意するには3000g分買わないといけませんね。

さて、

3000gのコーヒー豆を用意する場合、何袋購入しないといけないんでしょうか?

3000g÷200g
=15袋

200g入りの製品を15袋買う必要がある、ということです。

1袋の価格については、先ほど平均値として「200g¥650」と設定しましたね。

では、

このコーヒー豆を15袋買うといくらになるでしょう?

¥650×15袋
=¥9,750

6ヶ月分のコーヒー購入に必要な金額は、¥9,750のようです。

ちなみに、

毎月48杯のコーヒーを飲む生活を6ヶ月続ける場合、合計で何杯分のコーヒーになるでしょう?

48杯×6ヶ月
=288杯

6ヶ月間で、288杯のコーヒーを飲むことになりそうです。

ということで、

288杯分のコーヒーを購入するのにかかる費用は、¥9,750となりました。

ここに、最初に購入するであろうデロンギのコーヒーメーカーの価格¥59,800を足すと…

マシン¥59,800+コーヒー¥9,750
=¥69,550

デロンギのコーヒーメーカーを使って、カルディのコーヒーを6ヶ月間飲むと、かかる費用の総額は¥69,550になります。

デロンギマシン+カルディコーヒーの1杯あたりの費用を計算して比較

カフェのブラックコーヒー
豆を挽いて淹れるマシンのコーヒー代は…

では、

6ヶ月で288杯飲むと、1杯あたりの価格はどうなるんでしょう?

¥69,550÷288杯
=¥241.4930555…

出ました。

カプセル式でないコーヒーメーカーでコーヒーを飲む場合、1杯あたりの価格は「¥241」ということです。

対して、キューリグのK-Cupの場合は1杯あたり「¥70」でした。

K-Cup「上島珈琲店」1個
カフェクオリティのコーヒーが¥70で飲める…

コーヒー豆から抽出できるマシンと比較すると、K-Cup1杯はかなり安いですね。

それに、後処理の面でもカプセル式はラクですし、味も負けてないです。

他のコーヒーメーカーとK-Cupの比較

  • K-Cup1杯あたりの価格の方が安い
  • 後処理もK-Cupの方がラク
  • 味もキューリグは負けてない

それでは、次にいきましょう。

他社コーヒーカプセルと比較

ブラックコーヒー&ホワイトミルク
同じ「カプセル式」で比較してみると… 

次は、カプセル式コーヒーメーカーを扱う「他社ブランド」のコーヒーカプセルと比較していきましょう。
有名なところでは「ネスカフェドルチェグスト」が自社のコーヒーカプセルを扱っており、専用のマシンもありますね。

ドルチェグストの定期便についての情報は、以下です。

  • 1回あたりの購入金額は¥5,580〜
  • 最低でも3回の購入が必須
  • 6〜8箱購入で5%OFF、それ以降はさらに割引

こちらは少し複雑です。

頭を抱える人
できるだけ同じ条件で比較するには、どうすれば…

定期便でマシンが無料でついてくるとは言え、1回の購入金額に下限があり、なおかつカプセルの種類によって「中身の個数」や「箱の料金」が違うため、最安カプセルを選んだとしても「総額」が安くなるとは限りません。

「1箱12杯分×4箱で定額料金」と決まっているキューリグのおまかせ定期便に対して、ドルチェグストの最安値を出すことは難しいですが、ここではできるだけシンプルに考えてみましょう。

キューリグの条件同様「288杯分」を購入すると考え、ひとまず最安であるブラックコーヒー1種類を、条件に合うように288杯分買う際の費用を計算します。

ネスカフェドルチェグストの最安カプセルを288杯分購入する計算

湯気が出てるコーヒーカップとコーヒー豆
カプセルの数を合わせつつ、できるだけ安値で…

まず最安のコーヒーカプセルについては「レギュラーブレンド(ルンゴ)」で考えます。

レギュラーブレンド(ルンゴ)は「16杯分¥980」と「30杯分¥1,680」の2タイプあるんですが、割安なのは30杯分の方です。

ただし、できるだけ支払総額を低くしようと思った場合、

購入リストに「30杯分¥1,680」を含んでしまうと定期便の「1回あたりの購入金額」を大幅に超えてしまうため、ここでは「16杯分¥980」のみで考えます。

実は、

16杯入りのカプセルで考えると、1回に6箱購入することで5%割引を受けられ、なおかつ最低購入金額をギリギリ上回り、最低購入回数である3回の購入でちょうど288杯分になるんです。

すっぽりちょうど収まるネコ
ちょうど収まりました

ということで、計算。

まず、

本当に288杯になるのか?を出します。

16杯×6箱×3回
=288杯

なりますね。

では、

この「レギュラーブレンド(ルンゴ)」を1回で6箱購入すると、いくらになるのか?

1箱¥980×6箱×5%OFF(0.95)
=¥5,586

6箱購入すると、本来の購入金額から5%OFFされるので、通常の定価購入よりもおトクになります。

それにしても、最低購入金額¥5,580に対して「¥5,586」とは…
これ以上ないぐらいのギリギリ加減ですねw

では、

このチョイスで最低購入回数の「3回」繰り返すと、総額はどうなるでしょう?

¥5,586×3回
=¥16,758

レギュラーブレンド(ルンゴ)を288杯分購入すると、¥16,758になります。

レギュラーブレンド(ルンゴ)1杯あたりの金額を計算して比較

コーヒーや豆など
他社カプセルだと、1杯あたりの最安値は…

ドルチェグストの「レギュラーブレンド(ルンゴ)」のみを288杯分、定期便で購入する場合、1杯あたりいくらになるんでしょうか?

¥16,758÷288杯
=¥58.1875

はい、出ました。

ドルチェグストの「レギュラーブレンド(ルンゴ)」のみを288杯分購入した場合の、コーヒー1杯あたりの金額は「¥58」ぐらいです。

キューリグのK-Cupと比べると、こちらの方が若干安いですね。

ただし、この場合「レギュラーブレンド(ルンゴ)」か、これと同価格で同容量のコーヒーしか飲めません。

本当ですか?の人
え、他のは飲んだらダメなの…?

キューリグのおまかせ定期便なら、1杯あたり¥70円で21種類ものコーヒーを楽しめます。

キューリグの定期便と同じようにドルチェグストで多くの種類のコーヒーを飲もうとすれば、当然1杯あたりの価格は¥58では済みませんので、ご注意を。

ドルチェグストとK-Cupの比較

  • 1杯あたりの価格はドルチェグストの方が若干安いが「1種類」しか飲めない
  • ドルチェグストで多くの種類のコーヒーを飲もうとすれば、価格は跳ね上がる
  • キューリグのおまかせ定期便を利用すれば、21種類のコーヒーが定額で1杯あたり¥70

価格が高い=クオリティ高い?キューリグK-Cupの3つの魅力

K-Cupの魅力

ここまで、いろんなコーヒーとK-Cupの価格を比較してきましたが、総合的に見ても、決してキューリグのK-Cupが「高い!」という印象は感じられなかったのではないでしょうか?

コーヒー1杯¥70というのは、コンビニでのコーヒー1杯よりも、缶コーヒー1本よりも安いので、全然許容範囲かと思います。

それに加えて、K-Cupには様々な魅力があります。

  1. 香り高い上質なコーヒーを楽しめる
  2. コーヒーを飲めるまでが速い
  3. 後処理がラク

ここからは、キューリグ愛用者の私が上記の「K-Cupの良さ」を3つ、詳しくお伝えしていきますね。

香り高い上質なコーヒーを楽しめる

カフェのコーヒー
シズル感がハンパないコーヒー…

街中を歩いていて、カフェの横を通り過ぎる時に「いい香り」が漂ってきますよね?
カフェや喫茶店のコーヒーのにおい、私もとてもそそられます。

コーヒーを飲めなかった頃の私でも、あの香りは好きでしたし、今は匂いに釣られてカフェに入ってしまうぐらい好きです。

あの魅惑の香りが、K-Cupでコーヒーを淹れ始めると部屋中に充満するんです。

K-Cupをセットしてスタートボタンを押すと、自動的にコーヒーを抽出してくれるキューリグのマシンですが、ボタンを押すまでは一切匂いがしません。(当たり前ですね)

タバコの吸いがら入れ
ボタンを押して一服に行き、帰ってくると…

ですが、

スタートボタンを押してから一服のために外に出て、中に入ると、もうその部屋は「カフェの香り」になってます。

K-Cupに封入された上質なコーヒー粉から、香り高いコーヒーが淹れられているわけです。

コーヒー好きにはたまりませんね。

コーヒーを飲めるまでが速い

砂時計
時間ができたら、あんなことやこんなことを…

「一服して帰ってきたら」と先ほどお伝えしましたが、実際に測ってみると、スタートボタンを押してから1分程度で抽出は終わっていました。

誰の手をかけずとも、タンクに水を補充してK-Cupをマシンにセットしボタンを押すだけで、1分程度でめちゃめちゃホットな淹れたてコーヒーが出来上がるわけです。

市販のコーヒーや、カプセル式でないコーヒーマシンではこうはいかないでしょう。

これは、K-Cupの大きな魅力と言えますね。

後処理がラク

BS300のフタがあいてる
「後処理」って聞くと、かなり面倒な感じがしますが…

K-Cupは、コーヒーを淹れ終わったあとどのように処理するのか?

マシンのフタを開けて、カプセルを捨てるだけです。

コーヒー粉はカプセルの中にほぼ留まっているので、大掛かりな清掃は必要ありません。
使用済みK-Cupを捨てるだけで、後処理は完了です。

1日の終わりにマシンの各パーツを水洗いしておけば、マシンの定期メンテナンスも十分でしょう。

Point!

  • K-Cupのコーヒーはいい香り
  • K-Cupコーヒーは抽出が高速
  • K-Cupでコーヒーを淹れた後の処理は超カンタン

私がK-Cup「高い!」と感じたのはこの2回

これはさすがに高いK-Cup

K-Cupの価格は「決して高くない」という結論を出しましたが、それでも「さすがに、これは高い…!」と感じた瞬間が私にもありました。

それが以下です。

  1. K-Cup「パナマゲイシャ」の販売価格を見た時
  2. 海外製K-Cupの購入を考えた時

上記2つについては、きっとあなたにも納得していただけることでしょう。
詳しく解説していきます。

K-Cup「パナマゲイシャ」の販売価格を見た時

K-Cup「パナマゲイシャ」が散りばめられてる
お高いK-Cupはこちら

キューリグのK-Cupラインナップには「Scrop パナマゲイシャ」というコーヒーがあります。

K-Cupの定価一覧のところでも、1番高額なK-Cupとして記載しましたが、なんと1箱12杯入りで「¥4,536」もするのです。

1杯あたり¥378…

カフェでコーヒーを飲むことを考えれば、まだ許容できる価格かもしれませんが、他のK-Cupと比べると異常なお値段設定ですよね。

コーヒーノキになるコーヒーチェリー
特別なコーヒーは「豆」から違う

実は、

このパナマゲイシャは「スペシャルティ」という種類のコーヒーで、高級品なんです。

カフェでこのゲイシャ種のコーヒーを飲むと、1杯で¥1,000を超えたりするものですよ。

そう考えると、まあ高額なのも頷けますが…
問題は「味」です。

すっぱそうなレモン複数
すっぱい?

酸味がかなり強く、好き嫌いがわかれるK-Cupでしょうね。
めちゃめちゃ美味しくてこの価格なら、高くても買うのかもしれませんが…

コーヒーに「新鮮味」を求めるなら、ぜひ1度試してみてください。

海外製K-Cupの購入を考えた時

地球儀
「日本」だけじゃないK-Cup

キューリグは元々「アメリカ」発祥のブランドで、アメリカでは利用者No.1のコーヒーメーカーです。

なので、

実は日本よりも海外の方が、K-Cupの種類が充実しています。

以前は、日本国内の「コストコ」で海外K-Cup(カークランド)を数種類購入できたんですが、今はもう取扱いがなく…

日本にいながら海外製のK-Cupを買おうと思ったら、輸入する(してもらう)しかありません。

飛行機
海の向こうのK-Cup、気になるところですが…

さらに、海外のK-Cupは1箱で12杯どころではない数が入っているものもあるため、そもそも1箱の価格が高かったりします。

このことから、海外製のK-Cupの購入を考えた場合は

  • 1箱あたりの値段がそもそも高額
  • 輸入に関する諸費用が上乗せされる

上記の理由により、お値段がかなり高く感じます。

スターバックスコーヒーの紙コップ
海外のK-Cupなら「スタバ」のコーヒーもあるけど… 

参考までに、Amazonで販売されている「Starbucks パイクプレイスロースト」はいろんな仕様があるようですが、仮に1箱72個入りを見てみると、送料合わせて¥7,000前後します。

これを1杯あたりに換算すると…

¥7,000÷72個
=¥97.222…

1杯あたり¥97、だいたい¥100ということになります。

スタバのコーヒーが1杯¥100で飲めるなら十分安いんですが、1度の購入にかかる費用が大きいので、どうしても「高い!」と感じてしまうんですよね。

Point!

  • K-Cup1杯あたりの価格は決して高くはないが、どうしても「高い!」と感じてしまう瞬間がある
  • 「Scrop パナマゲイシャ」というスペシャルティコーヒーK-Cupは、高級品なので定価がそもそも高い
  • 海外製K-Cupは1箱に入ってる量が多く、輸入にかかる諸費用もあるので1回の購入費用が高額

K-Cupをできるだけ安く手に入れる3つの方法

K-Cupをおトクに手に入れる方法

K-Cupの価格は、1杯あたりで計算すると決して高くはないお値段なんですが…

それでも、

「定価より安く買えたら」嬉しいですよね?

ということで、ここからはK-Cupをできるだけ安く入手する方法を3つ、ご紹介していきます。

  1. フリマアプリで探す
  2. 「定期お届けコース」を利用する
  3. 「コーヒーおまかせ定期便」を利用する

上記の3つは、定価購入よりも安く購入できる可能性を秘めている方法なので、ぜひ活用してみてください。

詳しく解説します。

フリマアプリで探す

スマホを触る人
フリマアプリで安く買える…?

私はよく「書籍」の購入や出品でメルカリを利用しているんですが、たまにキューリグで検索してみると、K-Cupも出品されています。

定価で1番安いコーヒーK-Cupの価格は、税込¥1,088でしたよね?

それが送料込み¥900前後や、8箱まとめて¥7,000前後など、様々な形態で出品されており、通常よりも割安な価格で入手できることがあります。

メルカリの「K-Cup」検索結果画面のモザイク
詳細はアプリにてご確認を

とは言っても、売れてしまえばおしまいですし、出品者がいなければ買える物もないので「いつでも安く手に入る」というわけではありません。

また、フリマアプリの出品者は業者ではなく、皆「素人」なので、普段のショッピングのように気持ちよく買い物ができる保証もないです。

1番いい使い方は「いいのが出品されたら購入する」です。

価格もそうですが、出品者の評価や商品の状態など、総合的に見て「良い」と思えるK-Cupが出品されたら即購入、という使い道ですね。

「欲しい」と思ったタイミングでは、そのような良い物は出品されていないことが多いので、急ぎの場合はオススメできません。

あくまで「ストック用」「補助的な購入」という考え方です。

「定期お届けコース」を利用する

コーヒーハート
好みのK-Cupがある場合はこちら

飲みたいK-Cupがある程度決まっている場合は、そのK-Cupだけに絞って「定期お届けコース」を利用するのがいいですよ。

これはキューリグ公式通販で申し込めるサービスですが、1回の購入で¥4,000以上になるようにK-Cupを選ぶと、選んだK-Cupを毎月定期的に自動注文できるというものです。

その際、

K-Cupの料金は10%OFFされるので、定価で買うよりもおトクです。

例えば「上島珈琲店」のK-Cupは定価¥1,231ですが、これを4箱「定期お届けコース」で注文すると、1箱あたり¥1,108の料金で買えるという感じですね。

この場合、1杯あたり¥103→¥92の計算です。

「コーヒーおまかせ定期便」を利用する

抽選ボール
何が届くかわからない「ガチャ」のような定期便

すでに「比較」のところでもご紹介しましたが、キューリグでは「コーヒーおまかせ定期便」という破格のサービスもあります。

これは、

月¥3,980の定額で、4種のコーヒーK-Cupをランダムチョイスして届けてくれるというもの。

このランダムで選ばれるK-Cupのラインナップは21種類もあり、価格帯も様々です。
1箱¥1,088の1番安いコーヒーK-Cupが4箱届いても、月¥3,980ならおトクですよね。

ここに、上で紹介した「上島珈琲店」などの有名カフェのK-Cupが入ってきたら、もっとおトクです。

イケてるBS300とK-Cup
K-Cupがおトクなだけじゃない、スゴイ特典

極め付きは、

この定期便にはK-Cupだけでなく「最新マシン」が無料でついてくるという太っ腹な特典つき。

どう考えても、K-Cupを安く入手する方法としてはこの「コーヒーおまかせ定期便」が1番優秀かと思います。
実は、私のキューリグデビューはこのおまかせ定期便だったので、サービスの良さはかなり実感してます。

あなたがまだこのサービスを利用したことがないなら、マシンの有無に関わらず、ぜひ1度使ってみてください。

特に、以下のような

  • まだ古い機種(ネオトレビエなど)を使ってる
  • そもそもマシンを持ってない

という場合は、強くオススメします。

Point!

  • 飲みたいK-Cupが決まっているなら「定期お届けコース」
  • ランダムチョイスで良ければ「コーヒーおまかせ定期便」が1番安いしマシンが無料でついてくる
  • フリマアプリでも安く買えるが、欲しい時に買えないので補助的役割

キューリグ「コーヒーおまかせ定期便」に関する記事のアイキャッチ
この記事1つで全部わかる!キューリグ【おまかせ定期便】の全て

キューリグの「コーヒーおまかせ定期便」をご存知ですか?K-Cupのサブスクリプション(定期購入)ですが、なんとマシンを無料で利用できるのです。実際に7ヶ月間使ってみたので、すべて教えます。

続きを見る

費用対効果が高いキューリグ互換品

キューリグK-Cup互換品

ここまでは「正規品」のK-Cupのお話をしてきました。

キューリグの公式サイトで「定期便」サービスを利用すれば、定価よりも格段に安くK-Cupを入手できることがわかりましたね。

それでも「まだ高い」「もっと費用を抑えてキューリグのコーヒーを飲みたい」という欲しがりさんもいるでしょうから、ここからは"正規ではない"キューリグマシンの使い方もお伝えしておきましょう。

正規のK-Cupを安く手に入れる方法ではありませんが、キューリグのマシンを使って比較的安くコーヒーを飲める可能性を秘めています。

それが「互換品」

アイデアひらめき
サードパーティ製のアイデア商品も侮れない

実は、

中身を詰め替えて何度も使用できるようにする便利グッズが存在します。

ただし、これを使うには以下のようなデメリットもありますけどね。

  • 正規品ではないので、互換品を使用したことでマシンに不具合が生じても補償を受けられない
  • 中身を詰め替えて使用するので、詰め替えたり、洗う手間が生じる
  • 国産品ではないので、海外製K-Cup同様「輸入」することになる

上記のデメリットを許容できるのなら、1度互換品を買ってしまえばそれがつぶれたり無くなったりするまで、中身を詰め替えて使用できます。

つまり、初期費用さえガマンすれば、あとは「コーヒー粉」を用意するだけでいいんです。

コーヒー粉とスプーン
K-Cupにない種類のコーヒーも飲めたりします

ここで必要なコーヒー粉とは「豆」の形ではなく、細かく挽いて「粉状」にしたものなんですが、ドリップ用のレギュラーコーヒーを用意すれば大丈夫です。

お近くのスーパーの市販品も使えますし、そもそもキューリグのK-Cupに無いようなカフェのコーヒーも飲めたりするので、マニアの間で流行ってるようですね。

以下から、Amazonで評価が高い3つの互換品をご紹介します。

念押ししておきますが、"正規品ではない"ので、ご利用の際は自己責任でお願いします。

カプセル本体+フィルターが必要な「EZ-カップ」

EZ-Cupの使い方の図
フィルターだけ使い捨てのタイプ 

EZ-カップは、K-Cupと似たような形状の「からっぽのカプセル」と、その中にセットする「フィルター」がそれぞれ販売されています。

どちらか片方だけでは、使い物にならないのでご注意を。

フィルターの中にコーヒー粉を必要分注ぎ入れ、EZ-カップのフタをしっかり閉めてキューリグマシンにセット。
スタートボタンを押せば、コーヒー液を抽出できるようになっています。

淹れ終わったあとは、EZ-カップを取り出して、中のフィルターだけを捨て、本体を洗って終了。
再びEZ-カップを使う時は、フィルターだけ新しいものをセットして使います。

EZ-カップ本体 (Amazonに移動します)

EZ-カップ用フィルター (Amazonに移動します)

フィルター不要+スクープ付き「カフェフィル(Cafe Fill)」

カフェフィルの使い方の図
捨てないフィルターに直で粉を充填するタイプ

カフェフィルも、からっぽのK-Cupのような形状ですが、こちらはフィルターを使いません。
直でコーヒー粉を充填して、フタをしてキューリグマシンにセットします。

また、以下の製品には「スクープ(スコップのようなもの)」もセットでついていて、コーヒー粉をこぼさずにカフェフィル本体へ注げます。

「落ち着いてやれば、スクープなんていらないんじゃ…?」と思いますよね?
私も、そう思いました。

でも、レビューを見ていると案外こぼす人がいるようで「スクープが便利」という声もあり、実際に評価は高めですよ。

カフェフィルバリューパック (Amazonに移動します)

ホルダーごと取り替えて使う「MANLIコーヒーフィルター」

MANLIコーヒーフィルターの使い方の図
ホルダーごと取り替えるタイプ

もう見た目が完全にポリバケツなんですが…でも評価が高いので、ご紹介しておきます。

こちらはKカップホルダー・ファネルごと取り替えて使うタイプで、詰め替え用のカップもついてます。

MANLIコーヒーフィルターセット (Amazonに移動します)

Point!

  • 正規ではない「互換品」を使えば、キューリグマシンでよりおトクにコーヒーを飲める
  • コーヒー粉を詰め替えて何回も使用できるが、詰め替える手間や、洗う手間が発生する
  • 互換品を使うことでマシンに何らかの不具合がでても、補償はなく、自己責任

まとめるとこうなる

K-Cup価格考察記事のまとめ

さて、ここまで『K-Cupが高額な理由と、できるだけ安く入手する方法』を解説してきましたが、いかがでしたか?

この記事の内容をまとめると、以下のようになります。

この記事のまとめ

  • K-Cupコーヒーの1杯あたりの値段は、それほど高くない
  • K-Cupには、価格なりかそれ以上の魅力がある
  • 定期便サービスを使えば、K-Cupを定価よりも安く入手できる上、マシンも無料で使える

他のコーヒーと比べても、K-Cupコーヒー1杯あたりの価格は決して高くなく、コンビニコーヒーや缶コーヒーよりも手頃なお値段でしたね。

また、

K-Cupには価格相応の魅力があり、さらに定価よりも安く購入する方法もありました。

最終手段として、正規K-Cupである必要がないのなら「中身を詰め替えて使う」という裏技も、自己責任において使えます。

K-Cup3つを真上から
K-Cupは美味しいし、安く買えるけど…

このように、K-Cupの入手方法やキューリグマシンの使い方は1つではないので、あなたに合った活用法をぜひ見つけてくださいね。

店長くん
忙しいビジネスマンだと、海外製のK-Cupや、サードパーティ製の互換品にまで手を出す余裕はないかもしれませんが…

「時間」の問題を「お金」で解決するタイプの人は、おまかせ定期便が1番満足度高そうです。
はづき

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